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●ボランティアの語源


1. ラテン語のボランタール(自由意志)
     ↓
2. フランス語のボランテ(喜び精神)
     ↓
3. 英語でerを加えてボランティア(志願者・自発的)となった。

●ボランティアの定義


ボランティアには、以下4つの条件があります。

自発性
生命の尊厳を脅かす社会的危機や、共生社会の構築を阻害する問題の発生を契機に、課題解決のために一人の市民として積極的に行動することをいいます。
その際には、活動者の主体性が尊重され、参加の自由意志や選択権が最大限に保障されます。

非営利性
活動の成果について、その対価が給与などの金銭的報酬として支払われることを期待しないという、自発性を拘束されないための下位の属性としての概念です。
(つまり、利益を追求しなければ必要経費等は回収して良いということです。)

自主性の概念からいって、義務的要素を伴う「奉仕活動」はボランティアとはいえません。また必ずしも金銭的に無償である必要もなく、活動にかかる経費を賄うために謝礼や助成金などを受け取ることは、許容されるばかりかむしろ一方的な経済的負担を回避するためにも望ましいことといえます。
そもそもボランティアは公共性を持っているかどうかが第一義的な必要要件であり、さらに課題発見や政策提言、市民への働きかけなどの先駆性も持っていることを忘れてはなりません。当然、福祉などの直接的なヒューマンサービスだけではなく、環境や街づくりなどの活動も含まれます。


公共性
自発性に基づく行為が、市民による自治を高めるとともに、自己のみの利益ではなく、援助や協力を求める個々の人々を含めた社会の成員や地域社会からグローバル・コミュニティまでの、共同体の利益を求めていくことを示します。

先駆性
行政や企業の求める公共性とは行動原理を異にしつつ、自助の精神をもとに、ボランティア活動独自の特性を生かして、共生の社会の実現を阻害する未開発の社会問題を発見し、広く人々の関心を呼び覚ますと共に、政策への提案や制度化への橋渡しをすることで共同体の質を高めます。