ブロックフレーテって何?

ブロックフレーテ

 ブロックフレーテとはドイツ語でリコーダーのことなのです(ちなみにフランス語ではフリュート・ア・ベック、イタリア語ではフラウト・ドルチェといいます)。なぜわざわざわかりにくい『ブロックフレーテ同好会』という名前を付けたのかはわかりませんが、できた当時からこの名前だったらしいです。

 

リコーダーの名前の由来

 リコーダー(recorder)という言葉は英語です。この"reorder"という言葉は、小鳥が巣の中で鳴くさえずりを表す動詞"to record"を名詞化したもので、当時この楽器で小鳥に歌を教えたところから楽器の名称として転移したものとされています。

 

リコーダーの歴史

 リコーダーが楽器としていつから存在していたかは正確にはわかっていませんが、現存する最古のリコーダーは15世紀初頭のものです。ルネサンス時代では私たちがもっているリコーダーとは違い、比較的シンプルな円筒形のものでした。この時代では舞曲、声楽曲、器楽作品に豊富なレパートリーがありました。 そしてリコーダーが現在よく知られている形に変化したのは17世紀末から18世紀初頭とされています。バロック時代にはテレマン、バッハ、ヘンデル、ビバルディなどの作曲者たちによってリコーダーのための組曲、ソナタ、協奏曲などが数多く作曲されました。このときリコーダーは全盛期を迎えたのです。
 しかしバロック時代が終わり、音楽の表現形式が変わるとともに使用楽器が変わり古典派の到来とともにリコーダーは歴史の表舞台から姿を消していくことになりました。古典派とロマン派ではオペラの中で民族楽器的に使われた程度です。
 リコーダーが再び目覚め始めたのは20世紀初頭のことでした。リコーダーを深い眠りから目覚めさせたのはイギリスのドルメッチ、ドイツのリーマンらの古楽復興運動家たちでした。彼らは古楽(中世・ルネサンス・バロック時代の音楽)を演奏するには当時の楽器と当時の表現様式、演奏法を用いることがよいと考えたのでした。その後イギリスやドイツで教育用楽器や生涯楽器として広まり、今では最も知名度の高い楽器のうちのひとつとなりましたが、簡易楽器としての見方が広まった反面本来の音楽性が認識されていないという問題を抱えています。
(参考・引用 NHK趣味悠々「アンサンブルで楽しむリコーダー」 吉沢実)

 

リコーダーの種類

 一口にリコーダーと言っても、たくさん種類があります。 種類と言っても、全く違う音が出せるわけではなく、音域が異なるだけですが・・・。 歴史の上でたくさんのリコーダーが生まれ、廃れましたが、現在では 9 種類あります。 C はド、F はファで、C4 が 「真ん中のド」 です。音域の下限が C のものは C 管、F のものは F 管と呼ばれます。 C 管は、「ドレミファソラシド」 と吹けばその通りの音が出ますが、F 管で同じ運指で吹くと 「ファソラシ()ドレミファ」 と鳴ります。 昔は D 管や G 管もあったそうです。(ちなみにDはレ、Gはソ、Aはラ)

種 類

調 性

音 域

特 徴

クライネ・ソプラニーノ

C管

C6〜A7

数あるリコーダーの最高音域のリコーダー。現存する楽器の中でも最高音域のものと言えるそうです。とにかく小さいので指が太い人には物理的に無理。ほとんど演奏では使われません。

ソプラニーノ

F管

F5〜G7

かんだかい音のリコーダー。高音部になると吹いてる本人が耳を押さえたくなるようなときも。リコーダーオーケストラにおいては標準使用されているそうですがアンサンブルではあまり見かけません。

ソプラノ
(ディスカント)

C管

C5〜D7

小学校で使用されているリコーダー。アンサンブルではトップ(主旋律)をやることが多いです。音程が変わりやすく実は扱いが難しい楽器。

アルト
(トレブル)

F管

F4〜G6

()学校で使用されているおなじみのリコーダー。リコーダーというとソプラノのイメージが強いかと思いますが、独奏はアルトがメインです。また小学生には指が届かないので仕方がないのですが、リコーダーを始めるにはまずこのアルトから始めることがよいとされています。

テナー

C管

C4〜D6

非常にきれいな音が出て、アンサンブルには必要不可欠な存在。ただし音量的に他のパートにまぎれやすいという難点が…。また最も指が疲れるリコーダーです。

バス

F管

F3〜G5

一般的なアンサンブルでは一番下のパートを担当することが多く、アンサンブルの土台となります。この辺から多くの人がイメージするリコーダーとは形が違ってきます。

グレートバス
(大バス)

C管

C3〜D5

うちのサークルにあるリコーダーでは最大かつ最低音域の楽器。足を付けると大人の男性より背が高くなります。

コントラバス

F管

F2〜F4

うちのサークルにはありませんが(高価なので)、平成18年度定期演奏会の時に清真学園からお借りして演奏しました。大きい楽器なので椅子に座って演奏します。

サブコントラバス
(サブバス)

C管

C2〜C4

カタログで名前だけ見たことがあります。

なお、一般的に少人数のアンサンブル(4〜5人)ではソプラノ、アルト、テナー、バスがよく使われます。


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