編集後記

2025年新歓号編集担当 ロータスひふみ


 新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。そして『旅人キドリ』を手に取られて、もしくはWebページにアクセスしていただいて、ここまでお読みいただきありがとうございます。

 まず、『旅人キドリ』について少し紹介する。
『旅人キドリ』は弊サークル「旅と鉄道の会」(たびてつ)が年に2回発行する会誌である。
春の新歓祭と秋の雙峰祭で発行され、それぞれ「新歓号」と「雙峰祭号」と称される。『旅人キドリ』には現地で頒布される紙媒体のほか、裏表紙に記載されている QR コードまたはURLからアクセスできる Web 版も存在する。Web版であればカラーで高精細な写真を見ることができ、バックナンバーも閲覧可能である。そして『旅人キドリ』本文は会員が書いた文章によって構成されており、旅や鉄道に関するものなら何でも歓迎している。単純明快なフォーマットがある上に、編集担当や会員によるトリプルチェックがあるため、文章の作成は気軽に行いやすい。
 さて、『旅人キドリ』についての紹介を終えたところで、別の話題に移ろう。最近鉄道界隈を騒がせているものとして、「ご当地発車メロディーのワンマン化に伴う廃止」がある。筆者は3月15日にワンマン化される某路線を何度も利用したことがあるため、個人的にかなり身近な話題だ。あの頃聞いていたあのメロディーが全て統一されてしまうのか、と少し寂しさを覚える。発車メロディーについて興味が湧いたため、発車メロディーの歴史について調べたところ、発車メロディーの歴史自体は筆者の年齢を優に超えているそうだ。その歴史の長さには驚かされた。また、発車メロディーだけでなく「ワンマン化」についても焦点を当ててみる。筑波大生には馴染み深いつくばエクスプレスは既にワンマン化されており、その競合路線である常磐線(各駅停車)も3月15日にワンマン化された。山手線でさえも2030年までにワンマン化されるようである。人手不足の影響によってワンマン化されるとのことであり、ワンマン運転が一般的になるのも時間の問題のようである。自動車の自動運転技術が日進月歩で発展している現在の状況から、完全無人運転が一般的になる日もいつか来るのではないかと素人ながらに期待してしまう。

 最後になりますが、拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
旅や鉄道に興味のあるあなた、本誌を読んで興味を持ち始めたあなた、まだ旅や鉄道に興味のないあなた、どなたのご入会も、心より歓迎致します。


旅人キドリ 2025年新歓号