2021年度新春旅行

2022年3月中旬に水戸・ひたちなか方面へ新春旅行に行ってきました。茨城県内にまん延防止等重点措置が発出される中でしたが、昼食を個別にとるなど、これまで以上に感染対策を徹底したうえで催行することができました。
そして何と言っても、今回は2019年度新春旅行以来、約2年ぶりに鉄道を利用した公式旅行となりました。

まずは常磐線で臨時・偕楽園駅へ向かい、日本三名園の一つである偕楽園で梅の花を楽しみました。白から深紅まで、一重咲きや八重咲きの花々が園内を彩っていました。
続いてひたちなか海浜鉄道に乗車し、那珂湊駅や阿字ヶ浦駅周辺を散策しました。
那珂湊のおさかな市場では新鮮な海産物が露店に並び、近くにある湊公園からは漁港と港町を一望できました。
阿字ヶ浦では、引退した気動車をご神体とした「ひたちなか開運鐵道神社」や、金色の鳥居が並ぶ「ほしいも神社」といったユニークな神社を訪れました。曲がりくねった木々の大枝が参道を覆う酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)からは、鳥居の向こうに海を見渡すことができました。
日が落ちてからは、希望者で再び偕楽園に戻り、芸術祭「チームラボ偕楽園光の祭2022」を見学しました。幻想的な照明と音楽が織りなす空間に包まれました。

卒業のため今回が最後の公式旅行となった会員もいましたが、皆で思い出を残すことができて有意義な一日となりました。
たびてつの旅行は、必ずしも鉄道などの交通手段がメインというわけではありません。今回のように、列車などに乗ってある街を訪れ、そこで様々な場所を巡るといった行程が一般的で、交通に詳しくなくても楽しめるよう心がけています。

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