TOJO K-ON　　

ンンンンン　(クラムボン)

9月ライブ1バンド目を飾るのは大人の魅力溢れるゆるふわ3ピースバンド、ンンンンンである。このバンドの最大の特徴はギターレスの構成であることだろう。中野(Vo/Key)の奏でるポップな旋律と透き通るような歌声、3ピースらしい存在感のある谷嶋(Ba)と古澤(Dr)のリズム隊によって独特の心地よい空間が出来上がった。これほどおしゃれなバンドから始まるライブがあっただろうか、いやない(多分)。

M1. バイタルサイン
M2. 恋わずらい
M3. はなればなれ
M4. シカゴ

ぷれしおの独断
(スーファミで一人遊び)

ステージに薄型モニター。床にスーパーファミコン。 ぷれしおが出てくる。客席に座る。 スーファミで遊び始める。なんかカービィっぽいゲームしてる。 手に汗握るプレイ。誰も居ないステージでやたらと盛り上がる照明。 こんな豪華な環境でスーファミをプレイしたのはたぶん彼が初だろう。 実に楽しい「演奏」だった。

M1. 星のカービィ　スーパーデラックス

弾き語り①
（玉田、塩原、セーノ）

TOJO K-ON9月ライブ注目の弾き語り第一弾は玉田、塩原、セーノの3人が務めた。年齢層も様々な面々だが、それぞれが思い思いの曲を個性豊かに演奏し、会場の人々にその技術と素敵な歌声を披露して見せた。3人ともアコースティックギターを用いており、通常のライブバンドとはまた違った楽しみを感じれたことだろう。

玉田
M1. 美しくもえる森
M2. 丸の内サディスティック
M3. 笑えれば

塩原
M1. feel my soul
M2. good-bye days
M3. LIFE

セーノ
M1. F.M.D
M2. ROKA
M3. memories

ディレイズ （ディレイズ）

9月ライブ4バンド目に登場したのは、3年生によるオリジナルバンド「ディレイズ」。毛利(Gt)のiPadの目覚ましアラームから始まった曲は荘山(Gt)のギターと福田(Ba)のベースのディレイ音によって徐々に濃密に絡み合い造り上げられていく。2曲目では全員楽器を置き、エフェクターのみで曲を披露した。普段のライブでは見られない、9月ライブならではの面白い試みであった。

M1. なにもでてこない
M2. いやいやいや

凹字椅子（人間椅子）

巷で大絶賛、みんな大好き人間椅子のコピーの凹字椅子ですよ奥さん！なんとこのバンドは、我らがTOJO K-ONが誇る谷嶋(Ba) がとても珍しく歌を披露しちゃうんですよ！！それだけじゃない！！妖精の清野(Gt)と現代表の古澤(Dr)がメンバーなんて！ なんだこのメンバーは！ そしてなんなんだ！ この衣装は！ どこまで人間椅子が好きなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ（ｒｙ

M1. 針の山
M2. 天国に結ぶ恋
M3. 品川心中

弾き語り②
(前川&神武、村本、ジェンガ)

前川＆神武
仄暗いオレンジのライトのもと、前川(Key)のキーボが美しいメロディーを奏でる。そんなジャズのような雰囲気の中、神武(Vo)の甘くも切ない歌声が響く。その場を一瞬にして大人の空気に変えてしまう。そんな２人の不思議な魅力を存分に堪能できるステージだった。

M1. アイロニ
M2. ストロボラスト
M3. からくりピエロ

村本
女性ボーカルの曲をこんなにも自然に歌えてしまう人はなかなかいないだろう。一曲目では見事なストロークで楽しげなリズムを刻んでいた。村本(Vo&Gt)はとにかく楽しそうに、そして自由にギターをかき鳴らす。二曲目の僕がCDを出したらの満感を込めた力強い叫びにも似たサビには鳥肌がたった。

M1. ここだけの話
M2. 眠れぬ森の君のため

ジェンガ
今回もジェンガ(Vo&Gt)はその独特の世界観を歌声に乗せてきた。歌に込められた物語の情景を人に想像させる能力には脱帽である。哀愁の漂うアルペジオ……かと思えば、力強いストロークと人の心に訴えかける歌声で人々を圧倒する。変化に富んだ彼の演奏は人々を魅了してやまない。

M1. コリアンドル
M2. 千の夜と千の昼
M3. 北京の蝶

TPP (Tempted People's Protocol)　(オムニバス)

TPP、それは何かを我慢している人達のバンド。溜まりゆく何かを晴らすかのように、激しいパフォーマンスを見せてくれた。次回のライブに向けて、これからも精進していくと良いのではないのであろうか。

M1. 世界が終わるまでは
M2. ヒトリノ夜
M3. 負けないで

反TPP　(オムニバス)

「節約！」を訴えるTPPの活動に異論を唱える者達で集まった反TPP 「最終的な目的は、出す事ですから！」と言い放った久保寺(Vo)には、TPP派からブーイングがとびかい、会場は殺伐とした雰囲気につつまれた。 前日の節約を怠たる者の存在で仲間割れを起こしたTPPと比べ、一つの目的に向かい一致団結した彼らの演奏は、会場を惹き付けた。 ライブ後の投票では、大差で勝利し、有終の美を飾った。

M1. 童貞島

弾き語り③
(kmdr、ぷれしお、伊藤)

弾き語り部の第三部は、kmdrの曲からスタート。切なくなる響きを持つがきれいな歌声に会場は魅了された。二人目はぷれしお。誰もが一度は聴いたことのある曲などを披露。ぷれしおの独断やディレイズとは違い、落ち着いた雰囲気で歌い上げた。そして弾き語り部のトリは、伊藤。パワフルなよく通る歌声で弾き語り部は幕を閉じた。

kmdr
M1. 近距離恋愛
M2. 落日

ぷれしお
M1. Hey！みんな元気かい？
M2. 虹

伊藤
M1. ルーキー
M2. バラ色の日々

茶褐色（藍坊主）

9月ライブのトリを飾ったのは藍坊主のコピーバンド、その名も「茶褐色」。メンバーはGt/Voの玉田、Gtの清野、Drの大橋とTOJOでもおなじみの顔ぶれだが、その中に紅一点で現れたのはBaの志村だ。志村は今年の春に入部したにも関わらず、既にTOJOの一員として存在感を放つ期待の星である。今回は堂々とMCも努めた。今回は選曲も全て盛り上がるものばかりで、トリにふさわしい玉田の迫力ある声が響いた。雰囲気がアットホームで、TOJOを明るくしてくれるバンドだと感じられた。

M1. 春風
M2. 雫
M3. プリティーパンクミュージック
M4. 空
E5. プリティーパンクミュージック