TOJO K-ON　　

2015/3/20(金) 13:15- 場所 筑波大学 春日キャンパス共用棟2階クラブ室2

追い出しコンサート 2015 1日目を開催しました。ご来場の皆様、ありがとうございました。

当日の様子をご覧ください。

	LADYMETAL(BABYMETAL) TOJO K-ON追いコン一日目トップバッターを務めたのは、BABY METALのコピーバンドLADY METALである。白装束に化粧と姿から気合いを入れている、実力は織り込み済みの演奏陣が織りなすヘヴィなメタル演奏。しっかりと芯の通ったKOMA-METAL(Vo)の歌声。場に花を添えるPON-METAL(Vo)、DERO-METAL(Vo)の可愛らしい声。これら三つが相まり、本家にも引けを取らない最高のパフォーマンスを発揮していた。これで見納めなど勿体ない、ぜひともOBライブ等への出演が望まれる。 M1. メギツネ M2. ヘドバンギャー！！ M3. ド・キ・ド・キ☆モーニング M4. ギミチョコ！！ M5. Mischief of the Metal Gods M6. イジメ、ダメ、ゼッタイ
	えびてん(ELLEGARDEN) 去りゆくうおお(Ba)のためのELLEGARDENのコピーバンド。エルレといえばアツいパンクな曲の印象が強いが、心穏やかなメンバーで構成された当バンドはしっとりローテンポな曲を聴かせてきた。プル(Gt/Vo)の爽やかな美声とえびちゃん(Gt)の優しいアルペジオが絡むさまは観客にいつもと一味違うエルレ像を提示したことだろう。セットリストにはTK(Dr)が1年生の時に演奏した「風の日」も組み込まれ、当時を知る部員にとっても感慨深いステージとなった。 M1. スターフィッシュ M2. The End Of The World M3. I Hate It M4. 風の日 M5. Lonesome
	酎ハイスタンダード (Hi-STANDARD/locofrank) 元元元元TOJO K-ON会長マサ(Gt/Vo)が、スティックをギターに持ち替えるこのバンド、マサの同期のワッキー(Dr)の卒業により最後を迎える。バンドというものは一人でできないゆえに楽しく、一人でできないゆえに悲しい。そして距離というものは残酷で、わたしたちを無慈悲に引き離す。遠い地で新生活をはじめるドラマーのため、マサは歌い、しむしむ(Ba)が紅一点華を添え、聴衆は手を振るようにステージへと伸ばす。サヨナラは明るく言うものだ。 M1. Dear My Friend M2. Stay Gold M3. My First Kiss M4. Brand New Sunset M5. Start(locofrank)
	カキフライ定食(Superfly) Superflyのコピーバンド、カキフライ定食が三度目にして最後の登場。ゆじーぬ(Vo)の牡蠣のように濃厚な歌声を、TK(Dr)のサクサクのリズムで包み込んだカキフライ。これにやまさき(Gt)、みはる(Gt)両名のパンチの利いたピリ辛ソースを掛ける。そして釜で炊き上げた新米のように音の粒が立ったうおお(Ba)、まきの(Key)の演奏とともにかっ込む。かつて、これほどまでに贅沢な定食があったであろうか。またどこかでお代わりしたい、そんな演奏であった。 M1. Rollin' Days M2. タマシイレボリューション M3. Beep!! M4. 愛をくらえ
	くらむぽん(クラムボン) 「楽しいバンド」なんて異名を持つこのバンド、かわいらしくクラムボンをコピーしたと思ったらノイズを始めたり、良く言えば奇想天外なアイディアで私たちを楽しませ、悪く言えば理解の範疇を超える行動で私たちを困惑させてきた。今回はラストステージということもあるのだろう、ノイズは封印し、どう見てもギターを演奏しているフロントのデブ(Ba)、最近言うほどデブでなくなっている後ろのデブ(Dr)とともに、卒業生しーぽん(Vo/Key)は暖かくきれいな演奏を残していった。 M1. シカゴ M2. サラウンド M3. 華香るある日 M4. バイタルサイン M5. はなればなれ
	FRIDAY(SCANDAL) 毎度盛り上がりを見せている女子バンドFRIDAY。今回は初心に戻って制服で登場した。MOMOKA(Gt/Vo)とAKIKO(Dr/Vo)のツインボーカルが相変わらず格好いい。HARUKA(Gt)のコーラスも絶妙で聴いていて心地がよい。今回は最後の出演ながら、なんと新メンバーとしてMIHO(Key)が加わり、演奏に彩りを添える。このバンドの卒業生は、何を隠そうみんなが大好きなYUUKO(Ba)だ。彼女の制服姿を見られるのもこれで最後……と思うとなんだか寂しい。来年度から社会に出て行く彼女へメンバーからのサプライズプレゼントもあり、ステージは感動につつまれた。 M1. FRIDAYのテーマ M2. 少女S M3. DOLL M4. LOVE SURVIVE M5. ハルカ M6. 瞬間センチメンタル
	少女ラボ (SHISHAMO/オリジナル) 1日目7バンド目は、SHISHAMOのコピーとオリジナルの少女ラボ。「僕に彼女が出来たんだ～♪」とはしゃぐ男の哀れなその後を歌った曲は悲哀に満ちていて印象深かった。コピーだけでなくオリジナルもやるこのバンド、大好きな３人で作ったというオリジナル曲は完成度が高く、各々の苦労が見て取れた。コピーを極めるのも良いが、メンバーそれぞれの思いが詰まったオリジナルを作り、演奏するのもバンド活動の醍醐味ではないだろうか。これからもオリジナルをやり続け、近年オリジナルバンドが減少しているTOJOにオリジナルの良さを広めていって欲しい。 M1. 量産型彼氏 M2. 君と話せないのは M3. 僕、実は M4. いちばん M5. 言えなかったのは M6. 帰り道
	追いコンピロートーク (the pillows) ピロートークとは、男女が主として事後に同じ枕で頭を寄せて交わす会話のことであり、彼らの演奏はまさに演者と聴衆が音楽を通じて会場を一つとして暴れ交わる様であった。軽音楽のみならずさまざまな音楽に精通し、さまざまなブームを静かにもたらしてきたいさわ(Gt)の唯一の追いコンバンド。わたしたちは彼らの声や、演奏や、深い知識や、個性的な試みの数々を忘れられないだろう。 M1. その未来は今 M2. Beehive M3. 雨上がりに見た幻 M4. Kim Deal
	ZAKION YO-ICHI MAHOTK (ASIAN KUNG-FU GENERATION) 彼らが今回コピーするアルバムはアジカンの4thフルアルバム「ワールドワールドワールド」である。これは3rdフルアルバム「ファンクラブ」から約2年の期間を経てリリースされたもので、筆者も当時発売を心待ちにしていた思い出がある。自らの内側でぐらぐらと思い悩んでいた「ファンクラブ」から、外の光を浴びて未来に進んで行く「ワールドワールドワールド」。あくまで筆者の主観だが、このアルバムは追いコンにふさわしい。お馴染みとなった村本(Vo/Gt)と尾崎(Vo/Gt)のダブルボーカルも今まで以上に力強かった。ウンザリした自分の世界を変えてみたいひとに、アンコールで演奏された新しい世界という曲を是非聴いてみてほしい。 M1. 旅立つ君へ M2. トラベログ M3. No.9 M4. ナイトダイビング M5. 転がる岩、君に朝が降る M6. 或る街の群青 E1. ワールド　ワールド　ワールド E2. 新しい世界