編集後記

2023年雙峰祭号編集担当 Mu


 まずは『旅人キドリ』を手に取って、もしくはダウンロードしていただき、ここまでお読みくださったあなたに感謝の意を述べたい。

 さて、既に「2023年新歓号(No.35)」をお読みいただいた方はここまで違和感なく来られたと想像するが、そうでない方は書式が一新されていることに驚かれているだろう。経緯などは該当号をお読みいただきたいが、念のため簡単な説明を示しておく。新歓号の編集担当である中扉締切氏によってフォーマットは縦書き三段組から横書き一段組に改められ、テンプレートも配布されたことで寄稿のハードルが大幅に下がり、編集者への負担も非常に軽微なものとなった。
 私は今年から本サークルに加入し成り行きのまま編集を担当することとなったので、旧式の編集では今ごろ卒倒していたに違いない。旧フォーマットを愛していた皆様には申し訳ないがこの改革はとてもありがたく、この場を借りて氏には感謝したい。
 その上簡略な指針を記したメモまで提供していただき、そんなわけで編集にはWord特有のちょっと面倒な仕様を除いては、トロッコで坂を下るようにここを書くまでに至ってしまった。
 特に書くことがなくなってしまったが、余白が多いので雑談的に私の鉄オタポートフォリオを書き殴っておく。
 生まれた家の真横を横浜線が走っていたので、土日にはまかいじなんて見ていたらそりゃ鉄オタになるわけで、波こそあれど模型鉄、撮り鉄、乗り鉄を高2の冬までやっていた。受験期に全部辞めてしまい今は撮り鉄から派生した写真以外にモチベが無いのだが、体はいろいろ覚えているもので情報が古いことを除けば解像度は高く、友人とそんなことを語っていたらここにいた。模型も弄り始めれば楽しいし、撮り鉄の方は流しがパリッと決まるのは気持ちがいいのでモチベが低いんじゃなくて機会が無いという説もあるな。海外も行きたいな……

 さて、改めてこの『旅人キドリ』を手に取って、こんな拙い文章まで読んでいただきありがとうございます。
 本誌を通して、このような時勢の中でも芯を通して趣味の道を突き進む我々の活動を少しでも知っていただければ幸いです。


旅人キドリ 2023年雙峰祭号