鈴木 茂明 先生

常任指揮者・ヴォイストレーナー
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鈴木茂明 指揮・発声指導
 国立音楽大学声楽科卒業。同大学大学院ドイツリート専攻修了。井上貞一氏に師事。1984年、1990年にウィーンにてG・カーリー、L・コラー氏に師事。ドイツリートの表現法と発声構築法を莊智世惠女史のもとで研鑽を積み、現在に至る。
 ドイツリートによるリサイタル、ミサ曲のソロ、「椿姫」、「ラ・ボエーム」等のオペラに出演。2006年4月にはノーマン・シェトラー氏のピアノによりドイツリートリサイタルを開催(於東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアル)、及びCD『鈴木茂明ドイツ歌曲集/遥かなる恋人に』(コロムビア)をリリース。また2015年、CD『シューマン・シューベルト歌曲集』(タクトミュージック)をリリース。邦人合唱曲の分野においては、日本語と音楽の密接な融合を果たした髙田三郎合唱作品の演奏に務め、指揮法及び演奏法を20年余りにわたり作曲者自身に師事。
 1996年、ローマ日本文化会館の招聘を受け、混声合唱団コーロ・ソフィアを率い、イタリア、フランスにて髙田三郎と共に髙田作品のみによる演奏会の指揮を務め、聴衆に深い感動を与えた。2004年にはパレストリーナ音楽財団の招聘を受け、ローマ、パレストリーナにて同合唱団を指揮し高い評価を得た。その演奏は、パレストリーナ研究の世界的権威リーノ・ビヤンキ教授、パレストリーナ音楽財団芸術監督ジャンカルロ・ロスティロッラ教授にも絶賛される。1992年、95年には「イスラエル典礼聖歌の旅」(指揮:髙田三郎)に副指揮者として、2000年には指揮者として同行。1993年より、髙田三郎作品の個展「リヒトクライス演奏会」を毎年主催し、22回目を迎えた。
 現在、混声合唱団コーロ・ソフィア、女声合唱団コーロ・コスモス、筑波大学混声合唱団、その他の指揮者。声楽、発声構築法指導者。日本演奏連盟会員、日本合唱指揮者協会会員。