ワンダーフォーゲルクラブ
「ワンダーフォーゲル」という言葉はドイツ語で「渡り鳥」を意味し、《自由》にあちこちを遍歴するという意味があるそうです。
私たちの活動は登山という大きなくくりの中にあり、山頂を目指す者や、川や滝を登る者、岩を登る者など、その活動と目的は多岐にわたります。どこに行って、何をして、何を得て帰ってくるのか、すべて自分たちで決めて計画を立てます。まさに《自由》な遍歴です。低山の日帰り山行から日本アルプスを10日間以上かけて縦走する山行まで、メンバーは自分の希望で参加する山行を選んでいます。そのため、大学から登山を始めた人も積極的に活動に参加しています。
とはいえ、登山は常に自然の脅威と隣り合わせです。私たちの山行には、プロのクライマーやツアーのようなガイドが同行するわけではありません。メンバー全員が登山の危険を知り、それを避けるすべを身につけなければいけません。そこで私たちは、少しでも安全な登山をするために、トレーニングで体力をつけ、勉強会で登山に求められる知識をつけています。誰かについて行くだけではなく、自ら主体的に活動できるように日々の活動を行なっています。
活動曜日・時間 | 火木 18:30~ 週末や長期休暇など |
活動場所 | 5C棟 |
部員数 | 49人人 |
団体webサイト | http://www.stb.tsukuba.ac.jp/~twvc/ |
団体SNSサイト |
コラム
「一年の振り返りと来年への意気込み」
今年一年、コロナが終息し存分に山に行けるようになることを願っていましたが、残念ながら夏の間は多くの山行が中止とならざるを得ず、部員は各々個人山行を行ったり、トレーニングにいそしんだりと、個人でできる活動を行っていました。しかし、昨年に比べ今年は新入生を交えた6月の新研山行をはじめ、日帰り山行を中心としてより多くの山行を実行することができており、少しずつですが元の活動形態に戻ることができているように感じます。
秋以降も、紅葉登山や冬山研究班の活動など、夏とはまた違った活動を行う予定の部員も多いと思います。今の2年生は皆山に対してとても意欲的なメンバーばかりなので、代替わり後もぜひ1年生と共に幅広い活動を続けていってほしいと願っています。