鹿島神流武道部
鹿島神流武道部は、鹿島神宮に所縁のある古武術『鹿島神流』の稽古を通じて、伝統文化の継承と構成員一人一人の心身の鍛錬を目的として活動している団体です。通常の稽古では、木刀や袋竹刀を用いて行う剣術と、素手で行う柔術の稽古を基本に、薙刀や懐剣、杖といった様々な武具を用いた武術の稽古を行っております。当部には、一般の競技での試合に該当するものはありませんが、新入生歓迎会・学園祭などのイベント時や、他流派との友好演武大会、神社で神前に奉納する際などに演武を行っています。部員は、古武道の楽しさや業の上達に喜びを感じながら一所懸命に日々稽古に励んでおります。新型コロナウイルスの流行以前は、稽古後の食事会や休日を利用した外出など、部内での交流も盛んに行われていました。ここ数年は部員数が増加しており、より良い部活動になるよう運営面でも部員一同尽力しています。
また当部は、国内外に支部を有する「鹿島神流武道連盟」に所属する筑波大学支部としても活動しており、東京大学や京都大学の大学支部との合同稽古を通じて、学生同士の交流も深めています。さらに毎年9月には、鹿嶋市で国内外の支部が一堂に会する連盟主催の合宿が開催され、海外の会員やOB・OGと共に汗を流しています。
活動曜日・時間 | 火 17:30~20:30 木18:00~20:00 土 12:30~16:00 平日 11:30~12:00 |
活動場所 | 第二多目的道場、古武道場、柔道場、2C東テラス、第一体育館 |
部員数 | 33人 |
団体webサイト | http://www.stb.tsukuba.ac.jp/~shinryu/index.html |
団体SNSサイト |
コラム
一年の振り返りと来年への意気込み
今年度は昨年以上に新型コロナウイルスの感染状況が悪化した時期もあったが、マスク・フェイスシールドを着用しての稽古、オンライン会議ツールの活用といった感染対策をとった甲斐あって、感染者を出すことなく活動を継続することができた。しかしながら、演武や合宿といった、稽古の成果を披露し、新たな目標を見つける場は失われたままであった。
来年度の当面の目標は、「稽古の質を2019年度以前と同等にまで引き上げる」になると考えている。2年のうちにノウハウが失われ始めた部分もあるため、上級生と執行部との連携を密にし、より実りのある活動を行える部会となるように努力を継続する。特に演武、合宿については、引継ぎを丁寧に行い、開催できるようになった時に万全の準備を整えられるようにしたい。