令和6年度第5回本会議短報

本会議短報

日時:令和6年11月14日(水)18:30~20:56
場所:筑波大学 3A403(対面)
   Microsoft Teams(オンライン)
出席者:学類等代表44名

会議に付された議題:

  • 議題1『筑波大学新入生歓迎活動に関する申し合わせについて』

議題1 『筑波大学新入生歓迎活動に関する申し合わせについて』

学内行事委員会の國崎から、新⼊⽣歓迎及び勧誘活動に際して関係組織について定めるため、「筑波⼤学新⼊⽣歓迎活動に関する申し合わせ」の承認を求める議案が提出された。

国際総合学類の桑原より、第十四条2項について、当初本会議に提出された「新歓委は、各系別責任者会議及び課外活動連絡会、並びに全代会から請求があった場合、然るべき報告及び資料提出を行う。」とする条文を、「新歓委は、各系別責任者会議若しくは全代会、又は課外活動連絡会から請求があったとき、然るべき報告及び資料提出を行う。」と修正する動議が提出された。
本会議の議題として提出されている条文では、報告や資料提出のためには文化系サークル連合会、芸術系サークル連合会、体育会の各系別責任者会議(以下、「三系」とする。)と課外活動連絡会、そして全代会本会議といった、すべての機関からの請求を行う必要がある。しかし問題発生時に、柔軟、かつ即効性をもって組織が新入生歓迎委員会(以下、「新歓委」という。)に請求できるようにするためには、または(or)というニュアンスが含まれる「若しくは」とすることが適切と判断した、と動議提出の趣旨が説明された。

動議は、「全学学類・専門学群・総合学域群代表者会議について」第十九条に、議員は会議中に動議を提出できること、第2項に動議の成立には、原則として提案者のほか4名の賛同者を要するが、議長が認める場合はこの限りでないこと、第4項に前項の定めによって成立した動議が会議出席者の過半数の賛成を得た場合議長はこれに従うこと、が定められており、今回の動議は規定に則って提出された。

これに対し社会学類の森からは、動議により修正が成立した場合は動議修正の後に三系との合意は取り直す必要があるのではないかという質問がなされた、それに対し議長の近藤から、三系ではまだ承認が完了していないため、これをもとに三系に承認を求めることになるとの回答がなされた。

動議を発議するか否かの表決結果は、賛成34、反対2、棄権8となり、会議出席者の過半数の賛成を得たため、動議は発議された。

続く質疑応答では、社会工学類の岩渕から、第十七条第2項が前年度の申し合わせより「すべての学生は新歓規則を遵守しなければならない。」と変更されることに対する実現可能性について質問がなされた。議長の近藤は、申し合わせの対象が全代会と三系に留まっていることからかなり難しいとの見解を示した。これに対し新歓委の桑原は、昨年も新歓期間担当者連絡会にて新歓規定や注意事項の説明をしたことから可能であると説明を行った。議長の近藤は本会議以前に十分議論しつくされていないことに対して、問題意識と迷惑をかけてしまっていることについて申し訳ない旨を表明した。

原案に対する採決結果は、賛成12、保留7、反対16、棄権9で、議案は賛成・反対ともに全議員の過半数を満たさなかったため保留された。

また修正動議に対する採決結果は、賛成21、保留15、反対1、棄権7で、いずれも議案は賛成・反対ともに全議員の過半数を満たさなかったので本議案は保留され、続く本会議で討議が継続されることとなった。