日時:令和7年5月7日 18:30~20:55
場所:筑波大学 3A204(対面)
Microsoft Teams(オンライン)
出席者: 学類等代表65名
会議に付された議題:
- 議題1『議長団選挙』
議題1 『議長団選挙』
議長信任選挙
議長選挙には工学システム学類の𠮷川椛が立候補した。なお、事前の立候補受付において立候補者が𠮷川候補1名であったため信任投票となった。
𠮷川候補は「誇れる全代会、誇れる自分」というテーマのもと、「委員会活動でのタスクの分散や本会議における議事進行の円滑化、マレーシア校との積極的な連携」を公約として掲げ、全代会の活性化を目指すと述べた。
質疑応答では医学類の相川から、「本会議における議事進行の円滑化について、いつごろから始める計画なのか」という質問があった。これに対して𠮷川候補は「時間に余裕をもった告知を意識しつつ、早ければ次回から、遅くとも第3回本会議から実施したい」と回答した。
また国際総合学類の野澤から、「国際化について、マレーシア校の学生が(全代会の活動に)参加する際、言語の問題は必ず起こると考えられる。どうするのか」という質問があった。これに対して𠮷川候補は「マレーシア校の学生とのミーティングは(2025年5月)現在、英語で行っているが、本会議については日本人が多数のため、日本語で進行する。本会議の内容を理解してもらうために、総務委員会が行っている速記を他言語に翻訳することで対応しようと考えている」と回答した。
開票結果は、信任62、不信任2、無効票1で、信任が過半数を占めた。よって、𠮷川候補が令和7年度全代会議長に信任された。
副議長選挙
副議長選挙には国際総合学類3年の桑原と化学類3年の坂入、応用理工学類2年の松本の3名が立候補した。
桑原候補は、「協奏し、共創する」というビジョンのもと、「本会議改革、垣根を超えた交流の創出、情報発信・収集の強化」を公約として掲げた。また、昨年度副議長としての知識経験、関連規則に対する理解を自身の強みと述べた。
坂入候補は、「見通す目と聞く耳」というテーマのもと、「全代会の把握、教育生活環境調査の活性化、質問箱の設置」を公約として掲げ、全代会の認知度向上を目指すと述べた。
松本候補は、「居場所としての全代会」というテーマのもと、「委員会を超えたつながりの促進や教育生活環境調査の活性化、全代会の知名度の向上」を公約として掲げた。また強みとして、自身は2年生で委員長陣と同学年であるから、委員会を越えたつながりを作りやすいと述べた。
工学システム学類の吉田から桑原候補に「『賛否を超えた意見の収集』と述べていたが、具体的にはどのような方法で収集するのか、フィードバックをするのか、どう反映させるのか」という質問があった。
これに対して桑原候補は「意見交流の促進に近い。(議長に選出された)𠮷川から説明のあった意見聴取会はルールが決まっていないから意見を出しやすい。実際に本会議より意見聴取会の方が意見が多いと感じる。議事進行、出欠確認を合理化することで時間ができる。初めから並んで座る必要はない、グループで座るなどして自分の意見を相談できる場にしたい。議長や総務委員会と相談して場を設けていきたい。Q&Aとしての質疑応答ではなく『自分はこう思うがどうか』と意見を共有する場にしたい」と回答した。
続けて工学システム学類の吉田から坂入候補に「知名度アップとしてSNSを上げていたが、実際にどう知名度を上げるか。筑波大学生は約1万人いて、(全代会公式Xアカウントの)フォロワーが約2500人。4分の1という現状をどう思うか」と質問があった。これに対して坂入候補は「SNSを活性化させることで活動していることを示す。教育生活環境調査の回答を掲載した投稿はインプレッションが多い。そこから本会議などの活動も発信したい。(フォロワー数については)公的な学生組織なのだからもっとフォローされてほしい」と回答した。
医学類の相川から桑原、松本両候補に「情報発信に関して教育生活環境調査のフィードバックを強化することについて、アンケートの回答数を増やすつもりはないのか」という質問があった。これに対しまず桑原候補は「回答してもらうためにフィードバックが必要だと考えるので、フィードバックに力を入れたい。その上で委員会と連携しアクセスをよくしたい。調査へ投稿者に役に立ったと感じてもらう必要がある」と回答し、続いて松本候補からは「調査委員会でポスターを作成する動きがあると伺っている。副議長としてやるべきことはフィードバックに力を入れること。昨年度1年間の知見があり、素早いフィードバックに協力できる。委員会は週1回しかないが、副議長として動くことができる」と回答した。
続けて医学類の相川から坂入候補に「外部向けの質問箱とのことだが、具体的にどのような形式か」という質問があった。これに対して坂入候補は「メールやDM、紙の形式よりも送りやすいことから、フォームの形式を想定している」と回答した。
工学システム学類の𠮷川から桑原候補に対して、「昨年度副議長を務めた中で、成果を上げたものや印象に残っていることがらは何か」という質問があった。
これに対し桑原候補は「全代会の在り方について、ルールの改正の話し合いを絶やさずに続けていけたことが大きな成果であり、自身がその法制局プロジェクトを先導した」と主張した。
関連して、社会学類の綱木が「法制局として、選挙管理委員の設置や委員長の選出要件について本会議に発議したものの保留となった」と指摘し、「この事実をどう捉え、今後副議長としてどうするのか」と質問した。
桑原候補は「準備不足や事前の協議が不足していたことが原因である」との認識を述べ、「事前の相談や経緯についての失敗を昨年度1年間で学んだ。今年度の任期では改善していきたい」とした。
社会工学類の岩淵から桑原候補に対して、「意見をまとめるとは具体的に何を意味するのか」との質問があった。
これに対して桑原候補は「自分の意見を持って投票できていないということは、本会議において学生の意見を反映できていないことである。本会議において前後の席などでグループを作り議論を行うことで、 『めんどくさいから賛成』ではなく理由をもって賛成といった形にしたい」と回答した。
岩渕は、「議論の時間を設けるにあたって、この質問時点で20時30分を回っていることからもわかるように、時間的制約がある中で現実的に困難なのではないか」と懸念を示し、桑原は「集合する前の時間、(本会議を)開始するまでの時間、出席確認の時間を使うことによって可能である」との認識を述べた。
岩渕は「昨年度も長丁場の会議が多くあったことに鑑み、もっと現実味のある見通しを持ってほしい」と述べた。
社会学類の綱木から松本候補に対して、「教育生活環境調査やSNSについて、各委員会に依存している課題に対して副議長が介入するするとのことだが、介入すると属人化を招くのではないか。副議長として、なぜ介入する必要があるのか」という質問があった。これに対して松本候補は「課題について私自身が対処するというわけではなく、委員長や委員会を委連会で補佐をすること、その過程でマニュアル化を行うことで属人化を防止したい」と回答した。
投票を行うにあたって十分な質疑応答の時間が確保できないと司会進行役の近藤が判断したことにより、投票を行わず休会する旨が宣言された。
これに伴い、副議長選挙の投票は5/14(水)の第1回本会議第2日程に行うこととなった。