とある鳥屋の現実逃避(バードウォッチング)

カテゴリー:雙峰祭2021

投稿日 2021102

更新日 2021年10月6日

心がフィールドに置いてきぼりのぼんです🐤

11月になり、木の葉が散ってバードウォッチングがしやすい時期になりましたね

 

みなさんはバードウォッチング(鳥見)をしたことがありますか?

ないなぁ…って考えている人もいると思いますが、実はほとんどの人が一度は鳥見をしているはずです!

外に出てスズメ、カラス、シジュウカラ、ハトなどの鳥を見て「あ、○○が餌食べてるー」とか「○○が鳴いている!」って思ったことありますか?

ツバメを見て「夏だなー」って思ったことありますか?

 

「ある」と答えた人、ばっちりしてます👍

 

ていうことでそれくらい簡単にできるものでありますが、今回は自分が普段どのようにバードウォッチングをしているか紹介をします

 

・服装

鳥にバレないようなるべくアースカラーの服を着ます。最近はユニクロのグレーのUVカットのパーカーがお気に入りです

・持ち物

双眼鏡・カメラ・同定のためのハンドブック(現場ではあまり使ってない)

カメラに関して…

基本的に野鳥を撮影するときは刺激を与えないように離れた位置で撮影しなくてはいけないので、鳥界隈ではカメラのレンズは倍率の高い超望遠レンズ(400㎜以上)を使っている人がほとんどです

スズメ(幼鳥)。10mくらい離れたところにいた。かわいい。

・場所

森へ川へ山へ海へ田へ沼へ藪へ公園へ…外を見ればどこもフィールドです!
「鳥がいる予感がする!」と思ったらいるかどうかチェックします

たまに船に乗って大海原のど真ん中で鳥を観察をしていたりもします

航路で撮ったクロアシアホウドリ

 

・時間

野鳥が活発な早朝が理想的ですが、自分は怠惰なので夕方に観察をすることが多いです。

また、夜行性の鳥を観察するときは夜にフィールドへ出ていたりします

 

…フィールドから帰っても作業は続きます🏠

・写真整理・同定作業

一番大変な作業だけど一番楽しい時間の始まりです

図鑑やWebサイトとにらめっこしながらフィールドで撮った写真の整理をしながら撮った鳥の同定をし、ラベリングをします。時にうん百枚の写真を撮ることがあるので整理中パソコンが悲鳴を上げます。

ひとつの図鑑で判断が難しいことがあるので、複数の図鑑を使うことがよくあります。

自分の場合、野鳥の羽根を拾うことがよくあるので羽根を洗って乾かした後、野鳥の羽根の同定&計測してジップロックなどに保存します

 

外に出てよく注意して木や電線を見てみたり、そっと耳を澄ませてみると身の周りにたくさん鳥がいることに気づくはずです

(左上から順にコチドリ、ホオジロ、ツミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ゴイサギ)

 

バードウォッチングはとても気軽に楽しめ、やればやるほど味が出てくる奥深い趣味なので是非皆さんもやってみてください!!📸🐤