つくば・土浦のため池巡り

投稿日 2020年7月30日

更新日 2020年7月30日

二時間ほどつくば・土浦のため池を5,6か所巡ってみた.

イネが花を咲かせていた.花が咲く2週間前の気温が20度切ると着果率に影響が出ると聞いたことがある.今年の梅雨は寒かったので,ちょっと心配.

一か所目のため池はアクセス不能だった.残念.でもめぼしいものが生えている感じもなかった.

二箇所目のため池ではアサザがみられた.アサザは浮葉植物の中ではそこまで珍しいものではないが,そもそも浮葉植物自体が激レアと化しており,10か所廻って1か所で見つかればいいかな,という印象である.ため池環境は主にアメリカザリガニによって本当に壊滅している.

アサザだけならめでたしめでたしなのだが,こんなネガティブな書き方をした原因はこれである.かつてはここにもヒシが生えていたらしいのだが,絶滅したようだ.ヒシレベルでこのありさま.

三か所目は蓮池だった.ハスが咲いていれば写真を撮ってきたのだが,花の咲いていない栽培ハスに余り用はない.ごめん,急いでるんだ.

4か所目,5か所目はガマに占拠されていた.こういうところはよーく探してみると面白いものが見つかることがあるので後々要精査.

最後に押さえとして「ため池百選」に選ばれており,オニバスをはじめとした絶滅危惧の水草がたくさん見られるというハスの名所,宍塚大池に行くこととした.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

なんじゃこりゃ.

水草はほとんど見当たらず,妙な茶色の水が延々と広がっていた.

よく見る「ザリ色の水」である.もはや日本の9割のため池が陥っている地獄絵図である.わざわざここまでこんなものを見に来たわけではない,とめげずにちょっと探してみたところ,オニビシ,ハス,ヒシの種がらが浮いていた.去年まではたしかにハスが咲き誇りヒシが茂っていたというから,軽く底土を採取すれば多種多様なシードバンクが確認できたかもしれない.ただ偵察なので,そんな装備は持ってきてはいない.

また,すべてを食い尽くしたザリガニが浮いて水面につかまりながらさかさまに泳ぐという奇妙な光景を見ることができた.

ザリガニが逆さ泳ぎするのは滑稽で面白かったが,ザリガニにここまでげんなりさせられたのは初めてである.

 

 

今回の活動報告は比較的場所が絞れてしまう気がするけど,とくだんこれといった成果が上がっていないので公開します.